素人がSSDを導入するときに選ぶコツ 【第1回】

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そもそもSSDって何モノ?

SSDとは「ソリッドステートドライブ」の略称で、フラッシュメモリーを記憶媒体にしているストレージのことです。ハードディスク(HDD)と同じようなコントローラーが搭載されており、ハードディスクと使い勝手は変わりません。フラッシュメモリー自体は、USBメモリーやスマートフォンの記憶媒体でも使用されているため、SSD自体を知らない方でも身近な記憶媒体です。

SSDの中身

HDDの中身

SSDの最大の特長は、ハードディスクと比べた際の読み書きの高速さにあります。通常、WindowsなどのOSではランダムアクセスを多用します。そのため、SSDのメリットをフルに活用できます。また、ハードディスクよりも重量が軽く、消費電力が低いこともあって、ノートパソコンへの採用も増加しています。

軽くて低消費電力にプラスして、ハードディスクのようにモーターやヘッドアームといった稼働部分がゼロですので、転倒や落下の衝撃に強いというメリットもあります。今後、ハードディスクに変わる次期記録デバイスとしての普及が期待されています。

しかしながら、1GBあたりの単価では低価格化の進んでいるハードディスクに大きなギャップがあり、今後販売されるPCの全てに搭載されるにはまだまだ時間がかかりそうです。

どちらにも利点・欠点は存在する

SSDとHDDの特徴の比較をしてみると、耐久性・速度ではSSDの圧倒的にな差になりますが、価格・容量という要素を加えると両者一長一短なのがわかります。

SSDはフラッシュメモリを使用するため以前は非常に高価でしたが、近年のメモリの価格下落によって(以前より)安価になり一般のPCユーザーでも手が届く価格帯で販売されています。(ですが、HDDよりは高価です)

SSDのメリット(HDDと比較して)
  • 耐衝撃に強い
  • シーク時間やスピンアップ等がないため、ランダム読み出しが速い
  • 低消費電力
  • 低発熱
  • 省スペース
  • 騒音が出ない
SSDのデメリット(HDDと比較して)
  • 記憶容量あたりの単価が非常に高い(1GBあたりの単価がHDDの数十倍)
  • (初期のSSDは)プチフリーズが発生
  • 長期使用で書き込み速度が若干低下する(HDDも磁気ヘッドやディスクの劣化により速度低下する)

Windows7でSSDが正式にサポートされており、自動でSSDを最適化して使えるようになっています。SSDを導入するのなら、Windows7に乗り換える方がオススメです。

次のページでは実際にSSDとHDD(ハードディスク)を比較していきます。

ココまでのポイント
  • SSDは単なるデータ用ストレージではなく、システム用ドライブとしての運用がオススメ
  • HDDは安価だが、SSDは高価
  • SSDには書き換え可能回数の制限がある(ただし、通常の使用で問題になることは殆ど無い)

ハードディスクの調子が悪くなったらCHKDSK (Vista/7編)

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Windows OSに標準搭載されているエラーチェック

Windows OS に備えられている機能に「チェックディスク(CHKDSK)」(Windows 9x系ではスキャンディスク)があります。これは、各ハードディスクのエラーをチェックすることで、ハードディスクに存在するファイルに破損がないかチェックすることができます。

このチェックディスクで破損が検出された場合は、自動的に修復されます。これによって、パソコンのパフォーマンスの問題を解決したり、適切に動作していない外部ハードディスクをチェックしたりできます。

チェックディスクは5段階に分けて、以下の内容が実行されます。
  • ファイルシステムのファイルの位置を把握。使用領域と空き領域の確認。
  • 孤立ファイルの有無等ディレクトリ構造の検査、整合性のチェック。
  • ファイルやディレクトリに記録されている整合性をチェック、矛盾を把握。
  • 読み書きが出来ない不良セクタをスキャン、不良セクタは修復か不使用のマーキングの実行。
  • 空き領域の不良セクタをスキャン後、不使用のマーキング処理。

パソコンが動かなくなって強制的に電源を落としたり、停電が起きていきなりパソコンの電源が落ちってしまった時は、よくファイルにエラーが発生してしまいます。そうしたときでも、再起動時に自動でチェックディスクを実行し、ファイルの健全性を保つ機能も備えています。

実行する前の注意点

必ずお読みください
  • ※チェックディスクを実行する前に何か別のアプリケーションが起動しているときには終了してください。
  • ※ノートパソコンでチェックディスクをするときには、バッテリーだけではなく、必ずAC電源のコンセントを接続してから実行してください。作業の途中で電源が落ちると、ハードディスクに深刻な障害が発生する恐れがあります。
  • ※データ領域の整合性を検査することはできても、障害が必ず修復されるものではないことに注意してください。もし、ハードディスクに(転倒や落下などで)深刻な物理的障害が発生している可能性が高いときには、障害がより深刻になる可能性があります。もし、可能なら全てのデータをバックアップしてから、自己責任で実行するようにしてください。
  • ※対象ドライブのサイズによっては、処理に数時間かかる場合があります。時間に余裕のある時のみ実行してください。

デフラグでファイルを最適化して、動作を高速化

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使えば使うほど起きてしまう『断片化』

パソコンを使っていると、必ずデータを書き込んだり消したりということをします。そのデータを扱っているデバイスがハードディスクなのですが、ファイルの書き込み、削除を繰り返すとファイルの断片化、空白部分の断片化が発生します。

そして、ハードディスクのパフォーマンスが低下することがあります。また、OSの処理量の増大やハードディスクの負担の増大を招き最悪の場合、故障や耐用年数が低下することも考えられます。この断片化を改善するのがデフラグです。

無料で使える高機能・高速デフラグソフト

defraggler
  • ソフト名: Defraggler
  • ソフト種類: フリーウェア
  • 日付追加: 2011-09-30
  • 対応OS: Microsoft Windows 7/Vista/XP (32-bit/64-bit)
  • NTFS 、 FAT32 ファイルシステム
  • ソフト作者: Auslogics Software Pty Ltd.
  • Windowsに標準で付属しているデフラグツールよりも短時間でデフラグを完了させることができます。フォルダ単位でのデフラグや定期的にデフラグを行う自動ディスクデフラグ設定もでき、容量が大きくなればなるほど処理速度を実感することができます。

Defragglerのダウンロード・インストール

ソフトのダウンロード
  1. Defragglerの配布しているサイト(http://www.piriform.com/defraggler)からダウンロードをクリックしてDefragglerをダウンロードページに移動します。

  2. 今回は赤丸が囲ってる『Download from FileHippo.com』または『Download from Pirifrom.com』のボタンをクリックしてDefragglerセットアッププログラムをダウンロードします。

  3. 今回は『Download from Piriform』を使用しました(どちらのダウンロードページでも問題ありません)。ダウンロードページに移動すると、ファイルをダウンロードするかの警告が出てきますので適宜(デスクトップなど)保存してください(各ブラウザによって保存方法は異なります)。

ソフトのインストール
  1. 保存したフォルダを開いて、ファイルをダブルクリックしてインストールをスタートします。

  2. パソコンの設定によっては、以下のような表示がされる場合があります。その場合は「はい」を選択して下さい。

  3. 言語を選びましょう。ここでは、日本語(Japanese)を選択して、次へをクリックします。

  4. セットアップウィザードが表示されたら、「次へ」をクリックして先に進みます。

  5. 規約などを確認した上で「同意する」をクリックして先に進んでください。

  6. この画面でショートカットなどの設定をします。不必要なものがあれば、チェックを予め外してください。
    ※今回は一番上の「デスクトップにショットカットを追加」のみチェックを残しました。

  7. ここでは、広告のグーグルツールバーをインストールするか選択します。デフォルトではチェックされていますので、必要ない場合はチェックを外し「次へ」をクリックして、インストールを開始します。

  8. インストールが完了画面が表示されます。「完了ボタン」を押すとDefragglerが起動します。

デフラグでファイルを最適化して、動作を高速化 3/3

Defragglerでデフラグを実行の効果

定番ベンチマークソフト「CrystalDiskMark 3.0.1」(ひよひよ氏作)でデータ量を100MBにしたときの結果をデフラグ前・後と比較しました。

『デフラグ前』

『デフラグ後』

デフラグ前・後での数値を比較すると、デフラグ後のシーケンシャルアクセス(Seq)の順次読み込みが若干落ち込んでいますが、その他のランダム(512k/4k/4k QD32)やシーケンシャル(Seq)の読み書きでは数値が向上しています。これはデフラグの効果といってもいいでしょう。ただ、この数値が体感速度に直接影響があるわけではないので、このベンチマーク結果は参考程度に留めておいてください。

用語解説
  • シーケンシャルアクセス : 連続した領域に対する読み書きの速度
  • ランダムアクセス : 分散した領域に対する読み書きの速度

フォルダ・ファイル単位でのデフラグを実行の手順

ファイル単位でのデフラグ手順
  1. 初期画面から一度解析が完了すると、ドライブCの項目の横にファイルリストが表示されます。ファイルリストをクリックして、デフラグしたいファイルを選択し、その下にある『チェック項目をデフラグ』をクリックしてデフラグを開始します。

フォルダ単位でのデフラグ手順
  1. メニューからアクションをクリックして、『フォルダのデフラグ』をクリックします。

  2. 『フォルダーの参照』から、任意のフォルダを選択します。選択したら、『OK』ボタンを押すとデフラグが開始されます。

デフラグでファイルを最適化して、動作を高速化 2/3

Defragglerでデフラグを実行

断片化のチェック
  1. まずはどれだけ断片化しているかをチェックするために、調べたいドライブをクリックしてから「解析」をクリック

  2. ドライブの解析が完了すると、断片化の割合が表示されます。この割合が20%を超えたら、デフラグを実行することで動作の改善が見込めます。

デフラグの実行
  1. 解析が完了し、このドライブ全体をデフラグしたい場合は『デフラグ』をクリックして開始しましょう。

  2. 『デフラグ』のボタンをクリックすると、ゴミ箱を空にするかどうかを尋ねてきます。筆者はゴミ箱を問題なので『はい』を選択しました。
    ※ごみ箱に重要なファイルが入っている場合は、予めファイルのバックアップをしておきましょう。

  3. ドライブの空き容量が5%以下だと、デフラグが遅くなるとの警告が表示されます。このまま『はい』をクリックしてデフラグを開始します。

  4. ドライブ全体のデフラグが完了しました。今回のパソコンでは、約2時間ほどでデフラグが終了しました。
    ※ハードディスクの容量や断片化の度合いによってデフラグの時間が大きく異なります。

次のページでは、デフラグをする前と後のベンチマーク結果と、フォルダやファイル単位でのデフラグ実行方法をご紹介します。